ロコモティブシンドローム対策(運動能力の加齢変化)

  頸・肩・腰・膝の痛みは、筋力の衰えが主な原因です。

 

中高年の特徴として一般に、骨の強度の低下(骨重量で15%減少)と、筋機能の低下により関節の保持力が低下し、関節水腫や滑膜(関節軟骨)の炎症、だるさ、痛みなどを訴えやすくなります。特に頸・腰・膝は60歳以降では全ての人で何らかの加齢変化(老化)が起きています。柔軟性の減少により筋疲労を起こしやすく、回復性も悪くなり、特に速い動作を行う能力の低下が著明となります。また、筋肉の両端にある腱組織の弾力が低下し、関節の動きが減少する傾向を示し、背中がまるまり、殿部・大腿の筋力がたるみ、大腿屈筋・下腿三頭筋の委縮のため膝が曲がる傾向となり、肩関節も肩甲下筋や棘上筋棘下筋などの委縮がおこり五十肩などの障害を起こしやすくなります。これらを防止するには、適度なトレーニングと正しい栄養管理、生活習慣病の予防、安全性があり効果的かつ楽しいスポーツを行うことです。

 

健康的にスポーツを楽しむポイント(中高年)

 1、体重の管理      適正カロリーの取得と栄養管理 貧血の予防

 2、筋力の維持      特に関節を固定する力

 3、柔軟性の確保     常に筋肉のストレッチ 関節可動域の確保

 4、有酸素運動能力の維持 散歩などを定期的に行う(心肺機能・血行促進)

 5、生活習慣病の予防   高血圧・高脂血症・肥満・糖尿病(死の四重奏)

 6、休息と回復      プラトーとスランプ 快適な睡眠

 7、水分の管理      保湿力の維持 脱水症の予防

 8、ゲカの完治      外傷とスポーツ障害

 9、安全の確保      責任・ルール・用具・環境(気候・グラウンド状態)

10、スポーツの選択    年齢・性別・性格・特性

11、筋力のバランス    前後・左右のアンバランスがケガを起こしやすい

12、ウォーミングアップとクーリングダウン

13、技術の向上      年齢や体力に見合った技術

14、ストレスの管理    免疫力の向上 回復力の向上

15、メンタルトレーニング スポーツ・トレーニングへの目的や動機